記憶のカケラ
新居町の現場にて、先日から既存建物の解体が始まりました。
これまで打合せを重ねたリビングから人気が消え、着々と取り壊されていく様子み見ると、何とも寂しいような心苦しいような感じで胸が苦しくなります。
勿論、これから出来上がる建物がクライアントに満足していただけるよう打合せを重ねてきたので、前向きな行為ではあるのですが、クライアントのご家族の思い出や記憶が詰まっている建物が無くなってしまうのは何とも・・・。
ただ今回は、クライアントからの提案でもあったのですが、何点か思い入れのあるモノを取っておいたので、新しく生まれ変わる建物にこれまでの記憶を残す予定です。
どんなカタチになるかは、これから考えていこうかと思います。
これから出来上がる建物に対する責任感で身が引き締まる思いがします。