長期優良住宅について。
今年の6月のことになりますが、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施工され、「長期優良住宅」というコトバを耳にする機会が増えました。
国交省からも通知があり、概ね理解はしていたのですが、ここは講習は受けて自分の理解の確認をしておかないと・・・いうことで、昨日ですが講習を受けてきました。
テキストの量は膨大で、この内容を約3時間で網羅する訳なので、結構大変。
この「長期優良住宅」メリットとしては・・・
・建物の寿命を延ばすことにより、次の世代へ受け継ぐことができる。
・建物の資産価値を向上し、売買する場合でも有利になる。
・住宅の建替え回数を減らすことにより、資源の節約、CO2の削減に貢献。
等々、色々あります。
更に、「長期優良住宅」の認定を受けることにより、税制面の優遇が受けられるとの事です。
この「長期優良住宅」の認定を受けるには、いくつかの条件を満たさなければいけないのですが、詳しくは下記の4項目について審査を受けます。(戸建て住宅の場合)
・劣化対策
・耐震性
・維持管理
・更新の容易性
・省エネルギー性
色々と条件はありますが、普段の採用している仕様をを少しだけ変更すればクリアできます。
ただ、それにかかるコストUPや申請にかかるコストや手数料等もありますので、ケースバイケースで対応していく必要があるかと思います。
現在、検討されている方や、本当にメリットがあるかどうかと悩まれている方は、お気軽にご相談下さい。
あと、最近のニュースで「住宅版エコポイント」が来年1月から1年間着工の住宅を対象に始まるようです。
これは、一定の断熱性能等を満たしていれば、30万円分のエコポイントがもらえるようです。
多分、「長期優良住宅」の条件を満たしていれば、エコポイントはもれなくもらえるような感じがします。
・・・が、家電エコポイントの時と同じように、詳細が全然決まっていないようです。
また、詳細が判れば、ご紹介したいと思います。