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言葉のイメージ。


あるキッカケを頂いた事により、我が家では最近「和モダン」について議論中。

面白いことに、いざ話し始めると「和モダン」という言葉の曖昧さに起因するのか、お互いの思い描くイメージがかなり違う事が判ります。

"和風"は何となくイメージが共通しているのですが、"モダン"が曲者です。

"モダン"のイメージは人それぞれのようです。

更には、"和モダン"の中に占める"和"と"モダン"の割合によって、かなりイメージが変わってきます。

各々が具体的に絵を描いて、「これが和モダンだ。」というのは難しいので、車で走りながら「あの建物は和モダンか?」、雑誌の建物の写真を指して「この建物は和モダンか?」という問答を繰り返していくと、何となく相手の思い描いている"和モダン"が段々見えてきます。

これは"和モダン"に限らず、様々な言葉について言える事だと思いますが、言葉だけでイメージを伝えることにより共通認識を得ようと思うと、後々誤解が生じる事は間違いなさそうです。

私自身の活動の中でも、具体的なイメージ(例えば・・・図面、模型、スケッチやCG等)を提案することにより理解していただくようには心がけているのですが、今回の議論の中で、大事な事なのだと再認識しました。 この"和モダン"についての議論は来年も引き続き出来ればなぁ・・・と考えております。


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