敷地から得るもの。
とある敷地調査へ。
現地へ向かう前に、役所関係で一通りの調査をして、敷地の条件を確認しました。
調査項目としては・・・用途地域やその他規制の有無、道路、インフラ(上下水道)、ハザードマップの状況等です。
他には電気やガスの状況もありますが、それは現地にて。
このような項目と敷地の形状などの条件を整理する事により、敷地内での建築の可能性を探ることができます。
いざ、現地へ→道中の景色はこんな感じ・・・
私の生活圏での日常では考えられない景色が広がっています。
眺めるだけで、気分が良くなります。
現地の様子はといいますと・・・
まだこれから造成の予定なのですが、平坦な四角い敷地です。
普通と言ってしまえば普通なのですが、どんな敷地でも必ず特性があります。
(もし、特性がなかったら、住宅も完全パッケージ化して売り出されていると思います。)
これは敷地の図面を眺めても、決して伝わるものではありません。
現地に立って、注意深く探っていきます。
周囲の状況も把握できるように、宛ても無くブラブラ歩いてみて、いろんな方向から敷地がどんな風に見えるのか・・・。
散歩中のお年寄りの方にこの辺りの事をお聞かせていただいたり・・・。
「敷地の声を聞く」なんてのは、ちょっと格好付けすぎですが、そんな感じです。
クライアントの声(要望)も、勿論大事な情報ですが、敷地の声も大事なんです。