六甲枝垂れ-2
総檜の通路の先には・・・
山を望む展望台があったのですが、このケンチクの肝は左側の円筒形の空間にありました。
そこは、「風と空の展望所」と命名された空間。
こことは別の地下空間に、冬期に作った自然の氷を貯蔵した「氷室(ひむろ)」という場所があり、そこからの冷気が脚元から上部へ抜けるような空間です。
見上げるとこんな感じです。
木と石のみで創られた空間に、ガラスも嵌められていない上部の開口からは無垢の光が降り注ぎます。
静謐という言葉が似合います。
とても印象的な空間でした。
<オマケ>
六甲という理由からかは不明ですが、6つの展望所には番号が設置してあります。
探せば見つけられると思いますが、どの番号も「流石!」という作りになっていました。