誰のために考えるのか。
先日、とある公共建築を見に行ってきました。
世界的に活躍されている建築家が設計している訳ですが・・・
どうも腑に落ちない。
デザインやコンセプトは、それはもう素晴らしいモノだと思いますし、そう感じました。
が、細かい使い勝手や居心地などなど・・・僕の目から見ても色々不都合が生じているのが判る。
利用者や施設の方が心地よく利用できているようには思えないような部分があります。 (勿論、他に素晴らしい部分も当然あります。)
この建築家が、誰のためにこの建築を考えたのか?
この建築はアートのようではあります。
特殊解としてアート足りうる建築もありますが、この建築は用途的にアートでは無いと思います。
何だか悶々と考え事をしながら帰路に就く・・・。