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Iwata Architect Atelier

長崎スナップ-6


今回の長崎スナップは、この旅の主目的である「軍艦島」です。

来年には世界遺産には登録されるのでは?という事で、ここ最近かなりの人気スポットになっているようです。

そこに今回は、愛知建築士会名東支部として現地調査及び報告という研究目的として、上陸が許可されたのです。 (現地に着くまでは、あまり大事ではないと思っていたのですが、上陸自体はかなりの特例だったようです。)

長崎港に位置する「軍艦島コンシェルジュ」から船に揺られる事、約40分で着きます。

まさに軍艦。

正式名は端島(はしま)という島で、上質な石炭が採れる事から爆発的に人口が増え、世界一の人口密度があったそうです。

ただ、現在は閉山から時も経ち、廃墟だけが静かにこちらを見ているような感じで、船の上から対峙した時は何とも不思議な感じがしました。

実写版の「進撃の巨人」の撮影にも使われたそうです。

読んだことないですが、映画は観てみようかなぁ・・・。

この扉の向こうに廃墟と化した小学校があるのですが、内部に関する写真は公開NGなので、写真はココまでです。

ケンチクとしては、ただただ廃墟が広がっていたのですが、経済活動・生活の糧がそこにある時に、海に浮かぶ島という非常に辺鄙な場所にも人は集まり街ができ、インフラも整備され、世界初の鉄筋コンクリート製の集合住宅ができるという、人間の強さを思うと圧倒されるばかりでした。

来年の世界遺産登録を楽しみに待ちます。


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