地区防災会議。
地区防災会議に出席してまいりました。
従来の防災マップは、国(国土交通省)が主導で作成されいていたのですが、近い将来に自治体主導が作成することになるそうです。
その前段階として、名古屋市ではモデル地区を2地区選定して、地区防災会議を開催して地元の声を集めて作成をする事になったそうです。
その2地区の内の1つとして、現在の居住地が選定されたのです。
「どうしてここが?」という疑問があったのですが、区役所の職員さんと名大の先生の話によると、この地区は山と谷が複雑に絡み合っているので、斜面が結構あったり、雨水の流れがあるからだそうです。
(余談としては、縄文時代から人が住んでいた痕跡があるという話は非常に興味深かったです。)
因みに、もう1地区は津波の心配から港区のどこかだそうで、極端な2地区が選定されているようです。
会議に出席し、近くて遠いご近所さんと話し合いをして地図を作成するというのは、非常に大事なコミュニケーションという感じがします。
また、普段は広報とかで素通りしてしまいそうな情報も、こういった会議に出ることで「そうなんだ・・・。」という情報も多いです。
因みに、この会議に出席して知って良かった情報(僕が知らなかっただけという話もありますが。)としては・・・
名古屋市としては、地震等の緊急時には、体育館等の避難所で過ごす事もありますが、住民全員を受け入れられる程のキャパシティは無いそうで、基本的には自宅にて待機をして欲しいという考えだそうです。
自宅待機の場合に、最寄りの避難所に自宅待機をしている事と、その人数を伝えておくと、食料等の物資は確保しておいてくれるそうです。
もし、ご存知でない方がみえた場合は、お見知りおきください。
また、来年にも地区防災会議がありますので、出席する予定です。