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長期優良住宅の申請


先日ですが、長期優良住宅の審査申請書類の提出をしました。

事務所では初の長期優良住宅の物件ということで、設計もそうですが、申請書の作成にそれなりの時間を費やすことになりました。

やはり、初めての事は時間がかかりますが、そこをじっくりと理解しながら進めていくことで、次へのステップに繋げていければと思います。

また、実務として取り組むことが何よりの勉強ということで、大分見えてきたものもありました。

因みに、書類はと言いますと・・・

「正・副・副・控」の計4部でこのボリューム。

木造2階建てなのですが、確認申請よりもかなりのボリューム。(しかも、副が2部・・・)

今回の申請では「省エネ」と「構造計算」の書類がある為に申請書が分厚くなってしまいました。

「省エネ」に関しては、断熱性能と日射遮蔽性能を計算する事によって、断熱材の厚さ、ガラスの仕様をスリム化して、コストのスリム化をしたかったという理由です。

計算せずに「仕様規定」による仕様は、個人的な感覚としてはオーバースペックのような気がしますし、コスト的にも国交省のいう、従来建物の1~2割増しという話に近くなるものと思われます。

今回のスリム化の具体的な話については、現在申請中ですので、無事審査が終了したら公表したいと思います。

また、「構造計算」については、今回の建物が日本住宅・木造技術センターの「スパン表」によるものであれば問題無かったのですが、設計内容やプランからするととても当てはまりそうも無かったので、部材毎の計算を添付することにしました。(設計事務所と云われる所での設計内容では、殆どスパン表に当てはまらないのでは?と感じました。)

何はともあれ、現在審査中。審査には2~3週間かかるとの事で、それが通れば確認申請。

その前に、道路の審査会の結果をもらわないといけません。

その後、所轄行政で長期優良住宅の認定通知書の発行、そして着工。

着工までの時間が色々かかるようになってきたなぁ・・・。


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