長期優良住宅のメリット。-ヒンプンのある家-
「ヒンプンのある家」は長期優良住宅仕様の住宅です。
名古屋市から認定通知書が先週下りました。
事務所としては、久しぶりの長期優良住宅の申請でしたので、感覚を取り戻すのに少々時間を要したように思います。
以前は、国が普及の意味も含め助成金が出ていましたので、扱う件数も多かったのですが、最近は落ち着いていました。
(現在も助成制度もありますが、ハードルが高かったり、特定の方が受けられるような感じだったりと、色々難しいと思います。)
ですが、長期優良住宅の現時点のメリットは、助成を受ける以外にもあります。
ざっくりとした感じですが、以下にご紹介します。
■固定資産税の減額。
住宅の種類にもよりますが、新築後5~7年間の間、1戸あたり120㎡分までを対象として50%減額。
■地震保険の割引。
耐震等級が「2」の場合は2割引。耐震等級が「3」の場合は3割引。
(「ヒンプンのある家」は等級「3」です。)
■贈与税の非課税限度額の増額。
平成24・25・26年によって、金額が変わりますが、「省エネ等住宅」と認定されていれば、
非課税限度額が500万円増額されます。
因みに、「省エネ等住宅」と認定される1番の近道は「長期優良住宅」の認定を受ける事だと思います。
・・・とまぁ、項目のみのピックアップみたくなっており、ざっくりし過ぎています。
これをキッカケに詳しく調べていただけたら・・・と思います。
金額的なメリットが上記には記されていますが、長期優良住宅であれば、「省エネ等級4」「耐震等級2もしくは3」他には、維持管理がしやすくなっている仕様であったり、建物自体のメリットが本筋です。
今回、名古屋市の担当の方とお話をしたら、名古屋市だけで長期優良住宅の認定を約3,000棟行うそうです。
その殆どがメーカー住宅との事。(ハウスメーカーさんは、長期優良住宅が標準仕様だったりするので・・・)
まだまだ設計事務所としてやるべき事があるように感じます。