「鳴海の平屋」の床材。
当初、「鳴海の平屋」のクライアントが希望された床材は「カリン(花梨)」でした。
赤くて、香りが良くて、硬くて、良い材料なんですが高価なんです。
しかも、中国では赤は縁起の良い色として重宝される為、中国の好景気で需要が高まり、最近は高嶺の花的な材料になってしまいました。
そこで、今回採用した床材は・・・
コレです、「香桧(こうひ)」という材料です。
ヒノキ科の針葉樹ですが、色は桧とは違い赤いです。
でも、ヒノキ科なので、桧の良い香りがします。
いつも通り、自然塗料による塗装をしているものの、桧の香りがします。
ちょっと不思議な材料。
きっと、完成したら部屋の中には桧の良い香りがする筈、楽しみです。
是非ともオープンハウスで体感していただければと思います。